検査でわかること
症状の言語化と数値、その2つが揃って初めて判断材料になります。
問診票の役割
男性更年期の診療では、症状を点数化する質問票が使われることがあります。身体・精神・性機能の各領域について、本人の自覚を数値に変換する道具です。
ここで大事なのは、正直に答えることです。特に性機能の項目は過小に申告されやすく、その結果として全体像がぼやけます。
受診前に、いつから/どの症状が/どのくらいの頻度でを書き出しておくと、限られた診察時間で伝わります。
採血で見る項目
一般的に確認されるもの
テストステロン(総テストステロン、遊離テストステロンなど)
甲状腺の機能
血算(貧血の有無)
血糖・脂質・肝腎機能
その他、症状に応じた項目
テストステロンには日内変動があり、一般に朝が高く夕方に向けて下がります。そのため午前中の採血を求められることがあります。受診予約の時点で確認しておくと二度手間になりません。
また、1回の値だけで確定させないのが通常です。日によっても変動するため、再検査になることがあります。
結果の受け止め方
値が基準の範囲内でも症状がある、という結果はしばしば起こります。数値と症状は完全には一致しません。
そのとき考えるのは、「他の原因が残っていないか」です。睡眠、飲酒量、体重、運動量、服用中の薬、仕事のストレス。ここを整理すると、打ち手が見つかることがあります。
逆に、値が低く症状も揃っている場合は、治療の選択肢が検討されます。治療にはメリットと注意点の両方があり、前立腺の状態など事前に確認すべき項目があります。説明を受けたうえで判断してください。
費用の考え方
費用は、保険診療か自由診療かで大きく変わります。検査項目、施設、治療内容によって扱いが異なるため、受診前に窓口で確認するのが確実です。
自由診療の場合は、初診時の総額だけでなく、継続した場合の月額を確認してください。続けられない金額で始めると、途中でやめることになります。
日常の不便には、先に手を打てるものもある
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